~チーズによる身体への影響~
チーズは体内で分解し難く、分解出来るのは極一部の人種で、分解出来ないとリンパ腫になる可能性が高くなることが解りました。
リンパ腫は血液の癌で、白血球の中のリンパ球が癌化する病気です。リンパ球が存在するリンパ組織は、リンパ腫がおこる部位はリンパ系組織とリンパ外組織(節外臓器)に大きく分けられます。
リンパ系組織は、細菌やウイルスなどの病原体や異物から体を守るはたらき(免疫)をつかさどる組織や臓器のことで、正常のリンパ球が増える場所です。リンパ節や胸部付近にある胸腺、脾臓、扁桃などが含まれリンパ球が免疫の役割を果たす組織を二次リンパ組織と呼びます。リンパ外組織(節外臓器)は、骨髄や肺などの臓器です。このうち、骨髄、胸腺といったリンパ球が作られている組織を一次リンパ組織と呼びます。
リンパ球は、全身に約500個あるリンパ組織をめぐりながら、病原体や異物の侵入に備えています。リンパ球は、血流に乗って全身に流れていく性質があるため、リンパ腫は全身どこにでも発生する可能性があり「悪性リンパ腫」のことを指します。
悪性リンパ腫は、組織学的に、ホジキンリンパ腫(HL)と非ホジキンリンパ腫(NHL)に分類され、日本人の90%以上は非ホジキンリンパ腫です。非ホジキンリンパ腫は、がん化しているリンパ球の種類によって、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、NK細胞リンパ腫に分類されます。細かくみると、数え方にもよりますが、リンパ腫には100種類近くのタイプがあります。
リンパ組織は全身に存在しており、リンパ腫が進行すると、全身の臓器に広がるおそれがあります。悪性リンパ腫は高齢者に多く、70歳代が発症のピークで、男女比は3:2と男性の方が多く、高齢化に伴って年々増加傾向がみられます。2019年に新たに診断されたリンパ腫の患者は36,638人(男性19,311人、女性17,325人で、2000年以降の罹患数をみると増加傾向にあります。
血液の中には、酸素を運搬する赤血球、免疫をつかさどる白血球、出血を止める働きがある血小板などの血液細胞があります。血液細胞は、骨の中心部にある骨髄の中で、血液細胞のもととなる造血幹細胞から増殖しながら分化(未熟な細胞が働きをもつ成熟した細胞になること)していきます。骨髄系幹細胞からは赤血球、白血球、血小板などがつくられ、リンパ系幹細胞からは、白血球の一種であるリンパ球(T細胞、B細胞、NK細胞)がつくられます。リンパ球は、リンパ系細胞から成長した白血球の一種です。
リンパ腫は、首の頸部や、脇下の腋窩、足の付け根の鼠径部などのリンパ節に腫れやしこりがあらわれることがあります。リンパ節全身に分布しており、リンパ球は血流に乗って流れていく性質がある為、リンパ腫の病変は全身のあらゆる臓器に出現する可能性があります。リンパ節の腫れは、多くの場合、痛みを伴いません。
出現した部位や進行の速度によって、様々な症状がみられますが、全身に広がると、原因不明の発熱、大量の寝汗、急激な体重減少などがおこることもあります。皮膚に発疹や腫瘤(しゅりゅう)がみられることもあります。しかし、リンパ腫に特徴的な症状があるわけではなく、まったく症状がなく健康診断のX線検査などで見つかるケースも多くあります。